「すまけん」の3つの特徴

1.健康情報の取得
高齢者にとっての学習課題の一つは健康情報の取得です。情報の格差が健康の格差に結びつくことになります。多くの高齢者は大事なことを医師が決定するという文化で育っていますが、近年情報を得て自分で決めるという方向に次第に移行してきています。

2.ヘルスリテラシーの向上
ヘルスリテラシーとは、健康情報を探し, 理解し, 評価して利用できるという、 生涯を通して発達する幅広い範囲のスキルと能力です。ヘルスリテラシーの構成要素である(1)機能性(2)相互作用性(3)批判性を重視したワークショッププログラムです。

3.インターネットとヘルスリテラシーの関係
インターネットを使っている人の方が、ヘルスリテラシーの能力を維持することができたというイギリスの高齢者研究があります。本プログラムを通して、高齢者のインターネット検索力とヘルスリテラシー向上が期待できます。